みるそん、今日も漫画紹介していきます。
本日紹介するのはこちら
スターチス
作品の漫画紹介は以下でした(*^^)v
人を喰う、人ではないものたち「スキンウォーカー」。少年はそれを殺すーー
メッセージ性が強い設定のスターチスという漫画。
人を喰い。そして、喰ったものの「姿 記憶 能力」全てを受け継ぎ、より良い皮を求めて永遠に渡り歩く人間ではない何かがいる。
渡り歩いていく中で起きる主人公・亜季の感情の変化と行動の変化に注目すると、かなり面白い。
それではみるそんの感想をベースにQAで「スターチス」の紹介をやっていきます!
(若干のネタバレ要素入っているので、是非先に読んできて下さいぃぃぃ!こちら)
Q1. 漫画の内容をちらっと教えて!
A.主人公・亜季は人を喰う人間ではない何か。亜季としての人生の中で彼はある行動の変化が起きる。それは言わば共喰い。亜季は人間ではない何かを殺し始めた。その理由とは…。
亜季になるまで人間ではない何か側として、幾多もの人間を渡り歩いてきた主人公の物語。
人間ではない何かが人間を侵食する系の漫画はありがちだが、スターチスは「人間vs何か」っていう感じではなくて、何かの人生だったり彼らに共通する感情がメインテーマだったりするのではないかと思う。
Q2. ズバリこの漫画の魅力は?
A. 目の変化。
スターチスという漫画は目の変化がすっごい面白くて、それを見ると主人公・亜季の感情が面白いように追えます。
どの言葉を聞いて彼の行動が変化したのかがリンクしているし、読切という短い話の中で起きる感情の変化、葛藤がとても納得できて「いいな」ってなる。
Q3. この漫画の一押しシーンは?
A. 56~57ページ
まず読んでない方向けに亜季、そして何かの悩みを知ってほしい。
亜季の悩み
弱い自分、自分と上手くやれない自分が情けない。いじめで傷つけられることに慣れてしまった自分が嫌。自分ではない何かになりたい。
何かの悩み
自分は誰かであり、何かとしての自分自身を愛する者などいない。愛情という尊いモノを知ってなお、その感情が決して報われない存在の何かに存在価値はあるのか。もう誰にもなりたくない。
56~57ページのシーンは両者が亜季として生きる理由が、生き続ける理由が見つかった締めに相応しい感動のシーン。
この7割、8割程度のハッピーエンド感が個人的にとても好き。
ちなみにスターチスの花言葉は「変わらぬ心」「途絶えぬ記憶」だそうです。途絶えないものはありましたね(*´▽`*)
おしまい
コメントを残す