大戦が生んだ人間兵器、決して死ぬことの無い不死兵の死ねない理由とは「今際の君へ」【みるそんの漫画紹介 No.3】

 

みるそん、今日も漫画紹介していきます。

本日紹介するのはこちら

今際の君へ

真っすぐな緑の瞳と気になるタイトルに吸い寄せられて、読むことに。

作品の漫画紹介は以下でした(*^^)v

 

対戦が生んだ人間兵器、決して死ぬことの無い不死兵。戦後、その体とあるトラウマを抱えて九重士生は鬱屈とした日常を過ごしていた

 

戦争物で主に戦争の後の人間模様を描いた読切。

難しいテーマだけど、戦争の結果「何が残るのか?」を考えさせられる良作。

 

それではみるそんの感想をベースにQAで「今際の君へ」の紹介をやっていきます!

(若干のネタバレ要素入っているので、是非先に読んできて下さいぃぃぃ!こちら

 

Q1. 漫画の内容をちらっと教えて!

A.主人公・士生は不死兵(1)として戦争に参加し、生き残る。が、知り合いの家族を戦場で死なせてしまう。戦後、その知り合いに再会する事に。死んだ事実を中々打ち明けれないでいると

※1 撃たれても斬られても死なず、腕くらいなら一瞬で生え変わる無敵の人間兵器。

主人公は不死(ある条件を満たした場合は死ぬ)で本来戦場では前に立っておかないといけない存在。だったのに敵の急襲に恐怖を感じ、一歩後ろに下がってしまう。。その結果前に立った別の兵士(知り合いの家族)が殉職することに。

残された者の苦悩

・主人公ー知り合いの家族を死なせてしまった

・知り合いー大事な家族を失ってしまった

・対戦国ー不死兵に仲間を殺された

が交じり合った結果、一体どうなるのか…。

 

Q2. ズバリこの漫画の魅力は?

A. 設定とテーマのマッチ

不死ならではの苦悩「自分が体を張らなければいけない」だったり、「死のうと思っていても死ねない」だったりを上手く利用(言い方は悪いですか…)した設定でとても面白いなと思いました。

なんだろう、強い人にも弱い所が必ずあって、それを戦争という題材で描いているところにユニークだなと感じました。

生死を掛けた戦いで「不死」はちょっとやりすぎかと思っていましたが、読み終わってみるとそんなことなかったです。(読切だったのも良かったかもしれません…)

背景の工夫や表情の変化もかなり読者に伝わるものがあって、身体的・精神的な生死の狭間にいる感じをめっちゃ上手く表現されていたと思います。

 

Q3. みるそん、この漫画何を伝えたいんだろうか?

A. 生きる意味、死ねない意味

戦争という題材であるが故、どうしてもマイナスな感情が沢山表現されています。

◆主人公の知り合いの家族を死なせてしまった苦悩

ー知り合いに顔合わせできないし、何より不死という能力があるにも関わらず守ってもらった。

◆知り合いの家族を戦争で失ってしまった苦悩

ー主人公に対して負の感情が溢れる事は予想できるし、それ以上に今まで身近にいた人がもうこの世にはいないという現実。

 

知り合い→主人公に対して、(主人公なら死なずに守れたんじゃないのかというような)負の感情が向くことは仕方ない。

にも関わらず、この物語では知り合い→←知り合い的な感じで負の感情を押し付けることなく、知り合いが主人公と共に前を向いて歩こうということを促します。死んだ家族が報われないし、これからいいことが起こるかもしれないっていう理由で…

自分も苦しいはずなのに主人公に「生きる意味」を与えている知り合いはとてもカッコよく鳥肌ものでした。生きる意味さえあれば、きっとこれからも生きていける。最後のシーンもその一つだったのかなと思います。

 

 

おしまい

 

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