【Comic Diary No.2】アニメも好調!約束のネバーランドのココが面白い。。

 

今回はついにアニメも始まった漫画「約束のネバーランド」の魅力について書いていきたいと思います。

 

キャラが濃ゆい( `ー´)ノ

 

約束のネバーランドについては、キャラ数はかなり多いけど、基本的に3人のメインキャラ中心に話が進められていくので、とりあえずその3人を紹介していきます。

 

エマ (主人公)

 

ジャンプで例えるならたぶんHUNTER×HUNTERのゴンが近いと思う。真っすぐで危うい感じ。エマの場合は危ういというより怖さが勝つかな~。何よりも仲間思いで「みんなで生きること」を諦めない存在。ノーマン程じゃないけど、勉強ができる。運動神経も良く、成長スピードも速い。

1番好きなシーンというか言葉は単行本の4巻のノーマンがいよいよ出荷されようとしたときに、エマがノーマンに放った一言。

ノーマン『ただ笑って見送ってほしい。僕のキモチを汲んで』

エマ『イヤ。その気持ちだけは尊重できない。「本当はイヤなら尚更だ」』

ありがちな一言だけど、エマの性格を表した一言だと思います。仲間重いなところ、高ぶってるのに丁寧なところ、正直なところなど。絶対認めたくないことなのに、言葉を選んで、かつアツいところにグッときました。

 

レイ(参謀的存在)

 

 

ジャンプで例えるならNARUTOのシカマルっぽいです。いつも主人公の隣で支える感じと仲間が窮地に陥った時に、頼りに支えてくれ、また冷静でもいられるとてもクールな存在。。ただレイは誰よりも冷静に事が見える故、「なにがあっても仲間第一」なエマと衝突します。しかしエマがあまりにも真っすぐすぎることと、レイがエマ・ノーマンを好きすぎることで、結局折れてしまう。そしてこの衝突を繰り返し変わっていくレイがとても魅力的です。

好きなシーンは単行本4巻のハウスを脱走する日の夜にレイが自分自身に発火燃料をぶちまけるところ。何年もつらいことを背負ってきたレイのつらさだったり、脱走のためなら自分の命すらを辞さない仲間思いなところだったり、レイの魅力が爆発しているシーンだと思う。

もう1つあって11巻のGPからシェルターに引き上げるシーン。

レイ『誰も置いていかねぇ。エマは助ける。全員でも帰る』

こんなことを言うと失礼ですが、ノーマン・エマ以外のキャラを足手まといだと言っていたレイが大好きなエマをユーゴに任してまで、エマの「仲間は見捨てない」精神を継いだ。また説得できる言葉もいつも冷静な例ならではの言葉。

 

ノーマン(最強キャラ。)

 

 

ジャンプで例えるならアイシールド21のヒル魔だと思う。我ながら何言ってんだって思うけど、考え方などは近いと思う。約束のネバーランドの中でもずば抜けて頭がいい。物事を冷静にみられる点・実行力・仲間思いなところなど割と似ていると思う。ただヒル魔と違うところは動機だけ。「試合に勝つ」と「エマのため・仲間のため」の違いだと思う。 最近はあんまり登場していないけど、とても気になる存在。個人的な予想は闇落ちして、エマの敵になりそう…

好きなシーンは2巻。ノーマンがレイがスパイだと突き止めるところ。

普段優しいノーマンが冷静に怒るところ。レイとノーマンの関係性。ノーマンのネガティブな要素もコントロールしようとする・してしまう頭の柔らかさが垣間見える凝縮されたシーン。

 

小ネタ

アニメ「約束のネバーランド」のレイの声優はHUNTER×HUNTERのキルアの役もしてて、ノーマンの声優はアルカの役をしている。めぐりあわせですね( `ー´)ノ

 

 

 

ストーリー・世界観が濃ゆい。

 

約束のネバーランドの魅力を語るに当たって外せないのは何といってもストーリーの良さと世界観。

孤児 VS 鬼 の構図

 

まず物語においての「起」の部分が無難だけどいい。平和に過ごしていた子供たち。しかしひょんな出来事(リトルバーニーを忘れた)から重大な事実を知ってしまう。

☞ ありがちな設定だけど、ここにひょんな出来事が実は作為的に起こしたことという設定を加えて、序盤はかなりスピーディーな展開でストーリーが進んで、購読欲をかき立たせられる。

そしてこの施設脱獄編はかなり面白い。 何か壁があって、解決して、また壁が出てくる展開で飽きないし、ひとつひとつのシーンに意味があり、ミステリー好きにはたまらないと思う。また設定上の弱者(エマ達孤児)が彼らにとっては未知の存在である鬼に向かっていく構図も素晴らしい!

 

ファンタジーなの!?

 

  • 小さな子供たちが主人公(大人になっていくような展開ではない)
  • 約束のネバーランドという題名
  • 脱走後、待ち受けるのは未知の世界だという設定

 

などファンタジー要素が多い。実際、原作を読んでいなくて、最近放送され始めたアニメを見始めたという方は、声が入ることにより、よりファンタジーっぽさが出てくるのでそう思うかもしれない。

『 間違いない!』

約束のネバーランドはファンタジーものである。だがしかし、バトル要素やミステリー要素もあるハイブリットな作品になっていると思う。どっちつかずと言えばそれまでだが、この世界観(ファンタジー)、白熱する鬼との闘い(バトル要素+頭脳戦)、鬼の謎(ミステリー要素)などすべてがハイクオリティーであることは言うまでもない。

 

ジャンプっぽくないがジャンプな件。

 

みなさん、ジャンプと言えば何を思い浮かべますか??

『友情、努力、勝利』

代表的な作品だと、ワンピースやドラゴンボール、NARUTOなど…

これらの作品はこのジャンプのテーマを完全に表してると思います。

では約束のネバーランドはどうなのか?

友情 ★★★★★ エマを中心に「仲間第一」の精神が根付いてる。
努力 ★★★☆☆ 上記の漫画と比べると、努力しているのだろうけど、あまり描かれてはない。
勝利 ★★★★☆ 実はまだ負けてない。勝利の過程が抜群に良いが、絶対に勝つフラグがあるので、今後に期待!

 

このように、作画的にはあまりジャンプの作品って感じはしないけど、間違いなくジャンプっぽい作品だと思う。この作画は好みが分かれるだろうけど、個人的にはかなり好き。また細部のコマも丁寧に描かれていて、建物や人物の目に関しては抜群に上手いと思う。

 

 

約束のネバーランドについて書いてきましたが、いかがでしたでしょうか?

期待値という面では、トップクラスに今後が楽しみな漫画です。単行本でも、まだ12巻まで進んでいなくて、比較的新しめな作品だと思います(ちなみに今アニメは2巻の中盤すぎまで進んでいます!)。兎にも角にも魅力的で面白い作品だと思いますので、是非読んでみてください!

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です