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「僕のヒーローアカデミア」ってどんな作品?
週刊少年ジャンプに掲載されている作品で、「ONE PIECE」「HUNTER×HUNTER」「ハイキュー」「食戟のソーマ」「火ノ丸相撲」の次に連載が開始されている漫画。
作者は堀越耕平さん。
現在は3期(#63)までアニメが放送されているほど、ジャンプの中でも人気の漫画で、看板作品。
ココからは中身について触れていきたいと思います。
ジャンプの定番の王道バトル漫画
作中の世界は、
中国の軽慶市での「発光する赤児」の報道以来世界各地で超常現象が報告され、世界総人口の約8割が超常能力“個性”を持つに至った超人社会である。“個性”を悪用する敵(ヴィラン)を“個性”を発揮して取り締まるヒーローは人々に讃えられていた。(wikipedia)
主人公の「緑谷出久」はそんな超人社会ではまれな「無個性」(個性を持っていない者)だった。そんな緑谷出久が、それでも憧れのヒーロー「オールマイト」のようになるべく奮闘していく。
ーーーーーー早送りーーーーーーー
そして出久は「ヒーローアカデミア」・雄英高校に入学し、さまざまな授業、イベント、事件のなかで、それぞれの「個性」を活かしたバトルを通して成長していく。
この成長過程は週刊少年ジャンプの代名詞「王道バトル漫画」そのもので本当に面白くて、泣ける。
MEMO
週刊少年ジャンプの王道バトル漫画
1⃣ 力を持たない少年(出久の場合は力を持つことが出来たけど、使いこなす器ができていない)
↓
2⃣ 努力する。
↓
3⃣ 壁にぶち当たる。
↓
4⃣ また努力する。
↓
5⃣ 強い敵を倒す。
こういった具合で流れは単純なんですが、それでも単行本1巻目で泣いていた少年が、成長して、誰かに認められていく過程を見ると、なんか親目線で「おめでとう!」って言いたくなります。
キャラが多くて、どのキャラも「個性」的
「僕のヒーローアカデミア」の一番の魅力。キャラが多くて、どのキャラも濃い。
私たちの日常生活で「こんな力使えたらいーな」という妄想が堀越先生の力によって「個性」という形で表現されています。
それは火や氷、爆発などといった割とポピュラーな「個性」から、「テープ(肘からセロハンテープ的なものがでる)」や「ゼログラビティ(触れたものにかかっている引力を無効化する)」など珍しい「個性」など、堀越先生の想像力が爆発してます。(彼も「個性」の持ち主かなんかなんでしょうね)
単行本はもう21巻まで発売していますが、そのアイデア・想像力はとどまることを知らず、次から次へとユニークなキャラや個性が登場しています。
堀越先生の想像力が爆発しているキャラランキング(主観)
Rank | Name | Personality(個性) | Ability(能力) |
1 | 天喰 環 | ”再現” | 喰らった物の特徴を自身の肉体に再現できる。(16巻参照) |
2 | 肉倉 精児 | ”精肉” | 自分が揉んだ他者の肉体を肉塊に変化させる(12巻参照) |
3 | 袴田 維(ベストジーニスト) | “ファイバ―マスター” | 繊維を操る。(10巻など参照) |
4 | セルキー | ”ゴマフアザラシ” | ゴマフアザラシのようなことなら何でもできる。(アニメ32話) |
5 | 高木 鍵(ロックロック) | ”施錠” | 触れたもの(生物を除く)をその場に固定する。 |
筆者の好きなキャラはこのキャラ!
・通形ミリオ
出久が通う雄英高校の先輩で、雄英高校の中でもトップ「ビック3」のひとり。
17巻・18巻あたりを見たらミリオに惚れること間違いありません。 少女を守るために笑顔で銃弾を受けたり(自分が積み上げてきたものが一気に崩れるというのに、少女を悲しませないために笑顔)、どんだけ危機的な状況でもヒーローとして勇敢に立ち向かっていたのに、師の死で泣き崩れたり、すっごいカッコいいです。どんな時でもポジティブで、本気で生きている感じがたまりません。
魅力的な展開で飽きがこない
個人的に「王道バトル漫画」って割と幾つもの長編ストーリーを積み重ねていて、マンネリしていくって感じることが多いと思っています。
しかし「僕のヒーローアカデミア」はこういったバトル漫画でも割とシュッとまとめられていて、一つのストーリー(例 雄英体育祭)は大体2~3巻程度の文量なので飽きが全く来ません(読み始めると、止まらないという欠点もございますw)
しかもひとつひとつのストーリーも色濃く、割とそれぞれのキャラ満遍なく、焦点が当たっているので、退屈しないです。
アニメはどこまで進んでいるの?
現在、アニメはシーズン3(63話)まで進んでいます。
シーズン1
雄英高校入学~USJ襲撃事件編 (単行本1巻~3巻)
シーズン2
雄英体育祭~保須市襲撃編(単行本3巻~8巻)
シーズン3
夏の林間合宿編~プロヒーロー仮免試験編(単行本8巻~14巻)
単行本でいうとアニメは14巻まで進んでいて、2019年10月からシーズン4(ヒーローインターン編)も始まる予定です。
あの漫画の影響を受けている!?似ている漫画は?
似ている漫画はメジャーどころでいうと「NARUTO」やジャンルは違うけど「弱虫ペダル」、なんかだと思います。あと「アメコミ」要素もところどころ感じます。
理由は、
❶ 主人公は「落ちこぼれ」「弱い」設定だけど、能力を持っている(気づく、受け継ぐ)。
❷ それぞれの主人公が独自の能力を持っている。
緑谷出久 ☞ オールフォーワン、柔軟な思考
ナルト ☞ 九尾の力によるチャクラ量
小野田坂道 ☞ 知らぬ間に鍛えられた「登り」の能力
❸ 近くにいいお目付け役が魅力的。
緑谷出久 ☞ イレイザーヘッド
ナルト ☞ カカシ
小野田坂道 ☞ 巻島裕介
❹ キャラが個性的
ヒロアカ ☞ 「個性」という設定・堀越先生の想像力により、幅広いキャラが登場。
NARUTO ☞ 「忍術」の種類が半端なくて、それぞれの個性が光る。
弱虫ペダル ☞ 「ヒロアカ」「NARUTO」とは違うタイプ。大きくは「平坦」「登り」だが、走り方の個性が魅力。
まとめ
週刊少年ジャンプの王道バトル漫画「僕のヒーローアカデミア」について書いてきましたが、いかがでしたでしょうか?
私の世代は完全に「NARUTO」、「ONE PIECE」でしたが、それらの作品に匹敵していくだろう、現在そして未来のジャンプの看板的存在になる作品だと思います。
ヒーローという漫画で扱うのは難しそうなテーマに、「個性」がよりそれぞれのキャラの魅力を引き出してくれるとても良い設定になっていると思います。
とてもアツくて、感動する作品なので、是非読んで見て下さい。
最後までお読みいただきありがとうございました。
excellent publish, very informative. I’m wondering why the other experts of this sector do
not realize this. You must continue your writing. I am sure,
you’ve a great readers’ base already!