雨の降る日に、ショートカットお姉さんとたぬき(自称「犬」)は出会いました。「雨と君と」【みるそんの漫画紹介 No.28】

 

みるそん、今日も漫画紹介していきます。

本日紹介するのはこちら

雨と君と

 

QAでこの漫画の感想を喋っていきます(*´▽`*)

1.漫画の内容をちらっと教えて!
犬(仮)とショートカットお姉さんの日常物語

 

ある雨の日の出会い。

「拾ってください」と書かれた紙が張りつけられた段ボールに佇んでいたのは一匹の犬。

 

…………ではなく!!!!!

明らかにたぬき。目元は黒い毛が生えていてたぬきのそれだし、ご丁寧に頭に葉っぱまで乗せちゃっている。

第三者から見たら明らかにたぬきなのだが、当人たちは「犬」と思い込んでいる!?

 

そんな一匹の犬(仮)と雨がよく似合うショートカットお姉さんの日常を描き出す漫画。

所々たぬきの片鱗が垣間見えるが、犬を演じるタヌキちゃんと、犬と思い込んで生活を送っているお姉さんの勘違いがシュールで面白く、周りも困惑している。

が、たぬきの「犬」の押し通しも彼ならではの愛嬌を活かして上手くやっていて、可愛い。

 

毎日を過ごすうえで、お互いの好きなものや考え方を知っていき、かけがえのない存在になっていくような関係性が尊い癒し漫画(`・ω・´)ゞ

 

―――――ネタバレ注意―――――

 

2.この漫画の魅力は?
たぬきの可愛さ

とにかく犬を自称しているたぬきが可愛いのである。

食い意地が張っていて、おバカだけど要領は良さそうで、愛嬌があって、何よりかまってちゃんなところが一番可愛い。

主人公のお姉さんはどちらかというとテンション抑え目の物静かな感じなので、たぬきが何かアクションしてかまってもらうまでが一連の流れとしてあります。

この行動がとても尊い。

過干渉しない適度な絡み方でじわじわ心に染み入るような安らいだ日常を提供してくれます。読者だけでなく、お姉さんとたぬきそれぞれも心地よさみたいなものを感じているんじゃないかな~

 

3.みるそんの感想タイム!
ここでは自由気ままにみるそんが感想を語ります。

 

バトル漫画やスポーツ漫画の様な心が跳ね上がるみたいな感じはないんだけど、僕は「雨と君と」を読んで心に安寧を取り戻した。

疲れた体で満員電車に揺られながら荒んでいく心を、浄化していってくれたのはこの漫画。

「落ち着く」この表現が一番合っているのかな。

 

個人的に好きだったのは44話のお話。

お姉さんとたぬきでセットで登場する話が殆どなんだけど、この日はお姉さんはどこかに遠出。たぬきが家でお留守番するというエピソード。

お姉さんがいない日常に何をしていても「寂しさ」が写るたぬきの行動と、お姉さんが夜帰ってきたときの目線とか仕草が、たぬきにとってのお姉さんがどれほど大事な存在であるかが分かったシーンだった。

ステキだなって思ったし、日常を誰かと過ごす意味を考えさせられたな。

 

うん、ずっと一緒に居ててくれ!!!

 

おしまい

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