何にでもなれるとしたら何になるか「はじまりの境界」【みるそんの漫画紹介 No.17】

 

みるそん、今日も漫画紹介していきます。

本日紹介するのはこちら

はじまりの境界

 

作品の漫画紹介は以下でした(*^^)v

 

キミは何になりたい?不慮の死を遂げた生命が集い、次の生を選択できる——それが「決断の洞窟」。人間の少年イチと少女ピリカは互いに心を交わし、それぞれの選択をしていく…

——これは生という冒険が“はじまる前”の物語。

 

もし生まれ変わるなら何になりますか?

誰しもが一回は考えたことがある問いなのではないでしょうか。

 

自由だから”雲”になりたいという人もいれば、”猫”になってゴロゴロしたい人… その人の個性を知れるとても面白い質問です( `ー´)ノ

僕は”ナマケモノ”になりたいなあ~ゆったりできるし!

 

この「はじまりの境界」という作品は “君は何になりたい”をテーマにした作品です。

 

―――――ネタバレ注意―――――

 

Q1. 漫画の内容をちらっと教えて!

A. 不慮の事故により早くに人生の幕を終えた主人公・イチたちに与えられたのは”次に転生する生物を選べる”チャンスだった。

 

ジャンルとしてはファンタジーが一番近いですかね。

 

死後の世界が舞台。

物語の最初に

早くに人生の幕を閉じた彼らに対して選択のチャンスを与えられた。

それが”次に転生する生物を選べる”選択権。

 

この世界でイチはピリカという少女に出会う。人間には生まれ変わりたくないイチともう一度人間に生まれ変わりたいピリカ。

イチ…盗みをした父のせいで人に虐げられた過去を持つ

ピリカ…”おはなし”を作るのがとても好きで、たくさんの人に聞いてほしい

ピリカと出会ったイチは感情の変化が起きるが、結局イチは人間にまた生まれ変わるのかどうか見ものです(`・ω・´)ゞ

 

Q2. この漫画の魅力は? 

A. 発想が面白い

生まれ変わりというテーマ自体はありきたりかもしれませんが、

結果何に生まれかわるか?っていう発想が奇をてらっていて面白かったです。

 

読切なので、ピリカに対するイチの思いの大きさは測りづらいですが、それほどピリカの”おはなし”が心に響いたのでしょう。。

 

ピリカのおかげで人間に希望を持てたイチが恩返しじゃないですけど… ピリカのために何かしたいという気持ちはすごい理解できる。

でもその結果のイチの行動はとにかく予想外でした(。▰´▵`▰。)

 

Q3. みるそん、この漫画何を伝えたいんだろうか?

A. 理想と現実

イチの中には理想と現実があります。

理想

 

人間になってピリカの側にいたい。彼女のおはなしをもっと聞きたい。

 

彼にとって一番いいことは彼女と一緒になるために人間になること。心を揺さぶられた大好きな彼女のおはなしを聞くことです。

 

現実

 

人間になってしまうと、人に虐げられた過去からの憎しみで人間に対して恨みを晴らすようになる可能性がある

 

自分の理想を優先するとピリカが傷つく可能性がある。自分の幸せと好きな誰かの幸せどちらか選べって時、好きな誰かの幸せを選ぶのが人間ってっぽくて妙に納得がいきました。

案外、そういう時自分の命って怖くなくなるものなんですかね。

 

理想全ては叶わずとも、より良くなることを追い求めて考え選択している人(イチ)を見るのは何とも気持ちいいものでした(`・ω・´)ゞ

 

おしまい

⇩試し読み⇩

はじまりの境界 – あららぎ菜名 | 少年ジャンプ+ (shonenjumpplus.com)

 

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