【Comic Diary No.16】死んでも生き返る?異種デスゲーム漫画「煉獄デッドロール」|評価&感想

 

今日は

煉獄デッドロール

について書いていきます。

 

煉獄デッドロールの作品情報

KADOKAWAanimeチャンネルより

 

作品情報
作者 原作:河本ほむら 作画:吉村英明
出版社 KADOKAWA/富士見書房
レーベル ドラゴンコミックスエイジ
ジャンル デスゲーム/ミステリー・サスペンス/SF・ファンタジー/サバイバル
巻数 6巻(完結済み)

 

煉獄デッドロールのあらすじ

 

煉獄デッドロールはどんな漫画?

主人公・境裕明は高校生で司法試験を受かるほどの秀才で、何事も簡単にこなせるが故に人生に退屈していた。ある日、境が屋上で授業をサボっているとそこには屋上から飛び降りようとしている1人の女性が。境が自殺を止めようと彼女に近づくと、彼女は足を滑らせて落下。。境も本能的に体が動いてしまって共に落下した。

そんな境の前に突然現れたのは自殺した者が集まる死後の世界だった。

その死後の世界に集まる人間は境に

「私達はこれから殺し合いのゲームをさせられる。私たちはこれまでも一週間に一度のペースで殺し合いをさせられてきた」

と言い放った。

そして突然現れたのがゲームのディーラーを務めるピエロ。ピエロは彼らに「相互信頼ゲーム」という名のゲームをやってもらうと告げ、境は息をつく暇もなくゲームに参加。

相互信頼ゲームとは一体何なのか?

境はそもそも自殺したのか?

境と共に自殺?した女子はどこに行ってしまったのか?

死後の世界とは一体何なのか?

色々な疑問が立ち並ぶ中、命を懸けるデスゲームが始まる。。。

 

 

煉獄デッドロールの評価・感想

 

個人の評価に基づくので、ああそう思ったんだなくらいで流してください!ネタバレ注意です…!

白さ 68点 

デスゲームのゲームの部分はどのゲームもこだわりが感じられて面白い。内容が複雑なものが多く1度読んだだけでは理解できないゲームも結構あった印象で考えながら読むことも出来て、読んだ後に「こういう考えか~」「それは悪手じゃない」とツッコミどころもあり良いゲームも多かった。人気作の「賭ケグルイ」の原作者の作品ということもあり、頭脳戦、駆け引きの部分の描き方はとてもスタイリッシュな感じだった。ただキャラクター付けは6巻での作品ということもあり微妙で感情移入はできなかった。

トーリー 75点 

煉獄デッドロールを全体的なストーリーとして見ると、正直微妙。打ち切りの打診があったのか分からないが結末があまりにもおざなりになっていて、ピークが中盤後半ぐらいに来て、後は惰性で書いているのかな~と言ったところ。

ニークさ 83点 

デスゲームとしてのユニークさは無いが、世界観の設定にユニークさを感じた。

デスゲームは基本的に誰かを殺すことで自分が生き残る設定が多いと思うが、煉獄デッドロールの設定は、

  • 死んでも生き返る
  • ゲーム参加者が全員が死んだ場合は死んだまま
  • ゲーム参加者のうち1人でも生き残ればそのゲームに参加していた全員が生き返る
  • 週一回殺し合いのゲームが行われる

というもの。

この設定のせいでデスゲームなのに死なないから緊張感がないというかなり大きなデメリットがあるが、死にたい人(自殺した人)が死ねないことで生まれるデスゲームにおける新たな思考ができ、より駆け引きが面白くなったなとは思いました。こういう挑戦的な設定は大好物なので、ユニークさは煉獄デッドロールのいいところです!

 88点 

何と言っても絵が綺麗で安定した作画なので、デスゲーム×絵がいいというところで、パケ買いしたところもあります…!

みやすさ 58点

正直読みやすさはない。一度読んでしまうと続きが気になることは間違いないが、フリオチが納得できない部分が個人的に結構あって、一度理解して読んだ後に読みなおそうとは思わなかった。

 

少しまとめると、デスゲーム系の漫画が好きな方・漫画を読む上で作画を重視されている方ならお勧めできます。個人的に5巻の盛り上がり方がかなり好きだったので、読んで良かったです。(そこから盛り下がった感はありますが…)

ただデスゲーム漫画という非現実的な物語ではあるので仕方ないのかな~という感じもします。後は、理解できない程の高次元な頭脳戦はなく、読者もある程度理解できるトリックが多かった気がします。

 

最後に

 

『煉獄デッドロール』について書いてきましたが、いかがでしたでしょうか。まずデスゲーム系好き必見です!読んでみてください…!そして感想を聞かせてください。割とマイナーな漫画かと思いますが、巻数も6巻完結と追いやすい作品かと思います。

是非気になった方は煉獄デッドロールを読んでみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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