みるそん、今日も漫画紹介していきます。
本日紹介するのはこちら
アンテン様の腹の中
作品の漫画紹介は以下でした(*^^)v
何を捧げ何を願う…全ては、君次第――。
想いのこもった供物と引き換えに願いを叶える神・アンテン様。だが、願った人の死と同時に願ったものは消えてしまうという…。何を捧げ何を願うかは、全て招かれた者次第。行き着く先は幸か不幸か――…!?
「あぁ、神様、俺お金持ちになりたい!!!」
皆さん、こんなことを神社で願った経験はありませんか?
僕は子供の頃、ずっと祈っていた気がします。お金さえあれば何でもできると思っていたから笑
実際そんなことを願ったところで、宝くじが当たる人の割合なんて微々たるものでしょう(*‘ω‘ *)
でも仮にお金持ちになることと同等の価値のモノを神様に捧げることでその願いが叶うとしたらどうでしょう。
それくらい大事なものはあるでしょうか。
この「アンテン様の腹の中」という漫画は大事なモノを献上した場合(=望むものが手に入った仮)の世界が描かれている漫画です。
―――――ネタバレ注意―――――
Q1. 漫画の内容をちらっと教えて!
A. 神出鬼没の黒鳥居。大事なものと引き換えに願いを叶えてくれる神が棲む。アンテン様は今日も誰かの願いを叶える。
ジャンルとしてはオカルト、またヒューマンドラマっぽさもある感じです。
オムニバス形式で話が進められていくので、ぞっとするような話もあれば、スッキリとする話、感動する話などアンテン様を主体とする色々なストーリーが楽しめます(`・ω・´)ゞ
設定は
・供物(込められている想い)の価値と引き換えに願いを叶えてくれる。
・アンテン様に貰ったものは依頼者が死ぬ時に消えてしまう
何でも願いが叶うしたら、一体どんな願いをするのでしょう。きっとそこにはその人が持つ性格だったり、過去だったり、人柄だったりが絡んでくるんですね。。
その十人十色の願いと実現後の世界を楽しむ漫画です(`・ω・´)ゞ
Q2. この漫画の魅力は?
A. 読みやすさに反比例する奥深さ
まずオムニバス形式の漫画という事で非常に読みやすいです。
おおよそ1話5分くらいでサクッと読める作品で、通勤・通学電車のお供として最強でした!
また設定が「願い by来訪者 → 叶える byアンテン様」でそれを元にストーリーが展開されていくので、理解しやすいです。
一方で、登場人物はアンテン様を除いて、各話変わります。そのため、漫画を読む上でキャラクターに重きを置いている人にはハマりにくい作品かもです。
ただ、1話1話丁寧なつくりで様々なタイプの人間が出てくる&各話で伝えたいメッセージが変わっていて深い話が多いので、個人的には飽きずに読めました(*’▽’)
Q3. みるそん、この漫画何を伝えたいんだろうか?
A. 心から叶えたいという気持ちがあれば、何かしら変わるはず。
人間て結構欲まみれですよね。
もちろん「この人、人生何周目だ!?」という風に感じる根っからの善人はたまにいますが、ほとんどの人はそうではないと思います。
自分も「お金持ちになりたい」「BIGになりたい」といったように、独善的な願望・欲むき出しの願望を神頼みしていました。実際こういう願望って当たり前のように叶いませんよね笑
(きっと神様も「こいつただ楽したいだけだろ!笑」と願い下げているのだと思います…)
じゃあどういう願望なら叶うのか?
んー、分かりません。。。
が、「アンテン様の腹の中」という漫画では、「誰かを思っての願い」であれば結果上手く行くようなストーリーが多いです。
神様も人情には弱いんでしょうか…?はたまた、自分に対する願いに比べて熱量(叶えたいという気持ち)が大きくなるのでしょうか…?
真偽は神のみぞ知るところですが、僕が神だとしたら「欲まみれの人間」よりは「誰かの為に何かを成せる人間」の方が応援したくなるな~。
あなたの願いは本物ですか?そう問われているような不思議な作品でした。
おしまい
⇩試し読み⇩
[1話]アンテン様の腹の中 – 夜諏河樹 | 少年ジャンプ+ (shonenjumpplus.com)
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