今日は
灼熱カバディ
について書いていきます。
灼熱カバディの作品情報
作品情報 | |
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作者 | 武蔵野創 |
出版社 | 小学館 |
掲載サイト | マンガワン 裏サンデー |
レーベル | 裏少年サンデーコミックス |
巻数 | 既刊15巻(2020年10月現在) |
2015年7月より『マンガワン』『裏サンデー』で連載開始。日本代表の選手もこの作品を読みカバディを始める人が増えたと発言するなど、カバディ人気の底上げに一役を買っている。また、インドメディアにも取り上げられたこともあるそうです。2021年4月にはテレビ東京アニメとして毎週金曜に放送される予定です。
灼熱カバディのあらすじ
中学の頃「不倒」と呼ばれ、全国で名を馳せるほど活躍した某サッカー選手がとある事情でスポーツが大嫌いになった。高校ではスポーツをするつもりのなかった彼だがひょんなことからカバディというスポーツに出会う。 「スポーツマンとつるむのが大嫌い」 と豪語する彼が、カバディというチームスポーツを知り、一緒にチームメイトと勝利を目指すスポーツ漫画 個人の評価に基づくので、ああそう思ったんだなくらいで流してください!ネタバレ注意です…! 突然ですが、カバディのルールって知っていますか? 僕は灼熱のカバディを読むまでルールについてほとんど知りませんでした。唯一知っていたのは競技中に「カバディ、カバディ、カバディ、、、、、」と呪文のように唱えるルールがあるということだけ。 灼熱カバディはそんなかなり謎に包まれているスポーツを題材にした漫画です。 知っている人は読む動機が出来ると思いますが、知らない人にとってはまず手に取ってもらいにくい… そんな謎のスポーツ漫画読むよりサッカー漫画や野球漫画を見る方が安パイでしょ!大半の方はそう思われるかと思います。 そんな彼らに「読まないともったいない」を叩きつけるのがこの漫画「灼熱カバディ」です。 そう思う理由をいくつか紹介します。 まずスポーツ漫画の重要な部分「成長」の描きが秀逸です。 主人公・宵越は中学時代サッカーで無双している所謂天才風なキャラクターです。その宵越の特徴は 接触の多いサッカーで倒された事がない。「不倒の宵越」という通り名付き。 そんな彼がカバディ部入部をかけ、部員の1年生と勝負。 あっさり負けちゃいます。そしてカバディ部へ入部。 最初はいやいやだった彼でしたが、カバディというスポーツの魅力に気付いていき、いつしかのめり込んでいきます。サッカーではこれ以上成長できなかったであろう彼がカバディでは無限に成長できるのです。(環境の面や自分の意志が大きいのかな…とは感じます。) その強いけどまだ弱い主人公のキャラクター設定が絶妙です。 また、成長のきっかけのような描写(チームワークに目覚めたり、お手本と呼べる選手が登場したり)がかなり上手く描かれているので、感情移入もしやすく読んでいるうちにアツくなります。その感情移入できる要素の一つとして初心者が多いところもポイントだと思います。 読者が「カバディを全く知らない」ことに配慮してルール説明も一度にすべてを伝えるのではなく、こまめにルールを知っていけるように工夫されています。なので、知らない人でもいつしかカバディに詳しくなっているそんな漫画だと思います。純粋にカバディというスポーツが面白いのも良いですよね~ ストーリーも急ぎすぎず、ゆっくり過ぎずなちょうどいいスピードで物語が展開されていくので、飽きが来ず楽しめる漫画だと思います。 『灼熱カバディ』について書いてきましたが、いかがでしたでしょうか。まずカバディというマイナースポーツをメインに取り上げたユニークさ。カバディというスポーツを広める上でも間違いなく一躍かっていると思います。それくらい面白い漫画です。主人公の精神的・身体的に成長していく胸が熱くなるスポーツ漫画です。 是非気になった方は灼熱カバディ読んでみてください。 最後までお読みいただきありがとうございました!灼熱のカバディの評価・感想
最後に
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