話題の女優「杉咲花」の出演作品の中から、独断と偏見でベスト3を決める。【ランキング作ってみた。】

今回は話題の女優「杉咲花」の出演作品の中から、主観で良かったものを紹介していきたいと思います。

杉咲花の演技のココが良い

個人的に好きな点は3つほどあります。

  1. 言葉の圧・勢いがずば抜けている
  2. 表情が良い
  3. リアルな演技が魅力

 

まず言葉の圧・勢いがずば抜けている点について。。

普通より早いセリフなんかを言っているのを見たら一目瞭然かと思います。早いセリフであればあるほど、感情を入れるのが難しいはず(例えば、日常生活で怒る場面ってありますよね。野球していた子供たちが窓ガラス割ったり、遅刻してしまった部下に注意したり…そういう時「コラっ!」くらいしかいえないですよね。怒るって感情が来れば来るほど、脳が上手く動かなくて、言葉に詰まっちゃいます。)なのですが、彼女の演技はいつも言葉に感情が乗っているような気がします。特に、感情の上下が大きいシーンなんかは、すごい迫力があって、魅力的です。

 

表情が良い点について。

前述のとおり、言葉の迫力はもちろんなのですが、セリフがないシーンでの演技もピカイチです。一番おすすめのシーンは悲しい場面です。正直、笑顔にこっりのうれしさが爆発するようなシーンはどの俳優さんも似通っていて、惹かれることは少ないです。しかし、悲しい場面はそうはいきません。よりそういった演技をしていないと、笑顔あふれるシーンより感情移入が難しいと思います。彼女の悲しい場面での演技は無言が心地いいほど、現実より現実味を帯びてて、見ごたえがあります。

 

リアルな演技が魅力的について。

この点について、分かりやすく一言でまとめるとすると、「自然」です。バラエティーに富んだ表情と、しぐさ、イントネーション、アクセントなど、どこをとっても自然な演技で、見ていて飽きません。

 


 

と前置きはこのくらいにして、本題に入っていきたいと思います。出演作品どれも面白いものばかりなのですが、主観でベスト3を決めていきます。

 

3位 「トイレのピエタ」(2015 映画)

美大を卒業したが、フリーターとして毎日をただ過ごしている青年・園田宏。しかし、彼は突然倒れ医者から胃がんで余命3か月であることを告げられる。ひょんなことから知り合った女子高生、真衣は「今から一緒に死んじゃおうか?」と園田宏に語りかける。

凄い丁寧に作られた作品だと思う。

展開は一本調子だが、アッという驚きはないが考えられる作品。「生きること」を追求した作品。

杉咲花に関して言うと、存在感抜群で個人的には適役だと思った。清楚な役柄より、こういった役の方が魅力がつたわるんじゃないかなぁ。

最初の方に書いたように、言葉に感情が乗っていて、見ていて清々しいです。

 

 

2位 「湯を沸かすほどの熱い愛」(2016 映画)

夫の一浩とともに銭湯を営んでいた双葉は、夫の失踪とともにそれを休み、パン屋店員のバイトで娘の安澄を支えていた。ある日職場で倒れた彼女が病院で検査を受けると、伝えられたのは末期ガンとの診断であった。2~3カ月の余命しか自分に残されてはいないと知り落ち込む双葉だったが、すぐに残されたやるべき仕事の多さを悟り立ち上がる。

杉咲花はがんを患った母の娘役として出ています。

母親役の宮沢りえとの感情のぶつけ合いがたまらなくて、感動させられます。

作品については👇の記事で少し詳しく書いてあるので、是非読んでみてください!

https://milacle39.com/2019/02/14/%e3%80%90movie-diary-no-5%e3%80%91%e4%b8%96%e7%95%8c%e3%81%ae%e4%b8%ad%e5%bf%83%e3%81%a7%e6%af%8d%e8%a6%aa%e3%81%af%e5%8f%ab%e3%81%b6%e3%80%8c%e6%b9%af%e3%82%92%e6%b2%b8%e3%81%8b%e3%81%99%e3%81%bb/

 

1位 「夜行観覧車」 (2013 ドラマ)

4年前、分不相応だが、念願叶って憧れの高級住宅街・ひばりヶ丘に一戸建ての家を建て引っ越してきた遠藤家。夢のような生活が始まるかに思われたが、この街は先住の婦人会が街のしきたりや近所づきあいなど全てを仕切り、妻・真弓や娘・彩花は、事あるごとに彼女たちから嫌がらせを受ける。唯一の救いは向かいの高橋家。妻の淳子は真弓に気取りなく接し、ひばりヶ丘の先輩として真弓たちを時に救い、家族ぐるみで遠藤家と高橋家は親しくなる。真弓と淳子は親友のようになり、彩花は高橋家の同学年の息子・慎司に憧れを抱く。だが、中学受験で彩花と慎司は同じ私立校を目指し、慎司は合格するも彩花は受験に失敗、この頃から両家の関係は微妙に変化していく。

湊かなえさん原作で、なかなか展開が読めないミステリー作品。。

杉咲花はいじめを受け、家庭内で暴れてしまう、暴力少女を演じる。

この作品での彼女は年ごろの少女の揺れる心をとてもうまく演じていて、本当に「心からの演技」って感じでした。俳優歴が長い彼女ですが、この作品でより世間の注目を集めたと思います。それくらい良かったです。

 

 

女優:杉咲花の出演作品について書いてきましたが、いかがでしたでしょうか?なんか暗めの役ばかりランクインしていましたが。負の要素を上手く演じられる女優さんは貴重だと思います。もちろん清楚・明るい役もしていらっしゃるので、是非いろいろな作品を見てみて下さい。最後までお読みいただきありがとうございました!

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