観光地の宣伝に良く「秘境」って決まり文句がありますけど、「秘境」っていったいどんなところでしょう?
ー まだ一般に知られていない地、世間にあまり周知されていないところ
だそうですが、SNSが普及して、個人の発信が内容次第で、一気に世界に知れ渡るようになりました。それにつれて、マイナー観光地の大衆化が進んで、「秘境」の存在価値が高くなったんじゃないかと思います。
今日はそんな「秘境」の中でも少し認知が進んできてる、山形県遊佐町にある「丸池様」という場所を紹介したいと思います。
丸池様
アクセス
アクセスはすごく悪いと思います。←「秘境」ポイント
しかしそうだからこそ、人も決して多くなく、静かな休暇を過ごしたい人ににも、オススメできます。。
車で行って丸池様から徒歩3分くらいの駐車場に停めるのが一般的だと思うのですが、
僕は最寄り駅の吹浦駅(ふくらえき)から歩いて行ったので、今回はその方法を紹介します。
紹介するといってもGOOGLE MAP片手によちよち歩いて行っただけなので、参考になるか分かりませんが、目に入る景色が分かるだけでも、迷子になる可能性が数%減ると思うので。
JRの羽越本線の吹浦(ふくら)駅から徒歩20分くらいです。
(大きい駅だとJR酒田駅からおおよそ一時間程度)
駅を降りてからは案内板をちょこちょこ見かけるので迷う心配はほとんど無いと思います!
まず駅から山道を登るような感じで上がっていってもらうと、民家がいっぱいあるところから、トンネルを抜けて、背の高い木々たちが見えてきます。そのまま突っ切っていくと、写真のような風景になります↓
のどかな田んぼが広がっていて、とても気持ちいい風が吹いていました。
少し歩くと案内板が見えるので駅から歩いてきたからは、分かれ道で左折すると「丸池様」とその周辺の綺麗な川もとても透明度が高くて一見の価値ありです。。
そこまで見えるほどの透明度で、魚さんたちも気持ちよさそうに泳いでいました。
そしてようやく到着!迷子分も合わせて片道約20分強でした。
奥に進むと、、、
なんで「丸池様」と呼ばれるか?
観光地で「~様」のような場所初めてだったので、不思議に思っていました。
現地の観光案内やサイトなどを参考にすると、「丸池様」は鳥海山大物忌神社の境内地であって、手つかずの森が残っていて、地元民からの信仰の対象だったそうです。
筆者が言ったときは、確かにとても純度の高いエメラルドグリーンで、少し奥地にあることもあり、神聖な感じがしました。
また鎌倉時代に活躍した鎌倉景正が後三年の役で、敵に目を射抜かれて隻眼になった際、この「丸池様」の水で目を洗ったことから、ここに住んでいる魚さんたちは景正さんへの敬いから片目なんだそう。
変な言い伝えもあるもんですね
所要時間はどれくらい?
滞在時間は一通り見るとしておよそ20分、駅から目的地までの時間が往復40分~45分くらいです。しかし都会生活している人からすれば、やはりこの地域の電車の本数はとても少なく感じるので、電車で行こうと思う方は気をつけないといけないかと思います。。
吹浦駅の時刻表です。周りの観光地化は進んでなく、正直に言うと電車で行く場所ではなかったので、くれぐれも最終電車には気を付けましょう。
プチ情報
- 吹浦駅は無人駅です。電車で行くとすると、ほぼ半日くらい費やすことになるので多めに時間を見積もるのがベターです。
- 夏は虫が多いので、虫よけスプレーを忘れずに!
- インスタグラムを参考にして「丸池様」に行くことを決めたのですが、目で見るのと少し様相は違う感じがしたので、迷ったら行くことをお勧めします。
- 天候によってかなり左右される場所かと思うので、晴れの日を狙っていきましょう!
最後までお読みいただきありがとうございます。
コメントを残す