今回は年末年始のゴロゴロ期間にHuluでアニメ「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」を視聴して、心揺さぶられたので紹介していきたいと思います。
はじめに
この作品を知ったきっかけについてー
ある日、私は友達とカラオケに行っていました。2、3時間歌い続けて、少し休憩しようかというところに、カラオケの大画面にこの作品のプロモーションが流れました。『なんかすごい題名だな』と思っていると、アニメ好きの友人のひとりがおすすめしてきたのです。個人的に彼のチョイスはいつも良いと感じていたので、とりあえず1話見てみることに、、、
ラッキーでした。
最初名前からとっかかりがちな私が、自らこの作品を見よう!とは決して思わないだろうから。これを教訓に作品の名前なんかは気にせず、色々な作品に触れようと思います。それくらい「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」を知れて良かったです。
それでもこの作品を名前から敬遠する気持ちが少し分かるので、単純に面白いってところを伝えていきたいなと思います。
名前で損していると思う理由
1⃣ 名前からは決して想像出来ないストーリーだから
「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」という題名はストーリーを見たとしても、強ち間違っていませんし、これ以上の題名を付けることもできないと思います。ただ「青春ブタ野郎」や「バニーガール先輩」って言葉がパワーワードすぎて、「これはちょっと見ないでもいいかな」って方が多少いると思います。それでも要は作品の題名だけで語れるほど分かりやすいストーリーじゃないので、この作品ははじめ名前を無視しましょう。ということです。
有名どころでいうと、例えば「NARUTO」であったらナルトという人間について注目していくんだなっていうところと、「NARUTO」という題名だけではまだプラスの要素もマイナスの要素もないので、とりあえず読んでみてから「これからも読みたい」という判断をすると思います。
ただ「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」に関しては、「NARUTO」のような端的な名前ではないですが、同じように、とりあえず見始めてほしいです。
2⃣ 下手な恋愛映画よりよっぽどドラマがあるから
人気の若手女優・俳優を起用してキャピキャピした恋愛ものの映画やドラマは確かに需要があると思います。目の保養になるし、人の方に主体を置いていたらあたりはずれなく、そういったものを楽しめるからです。ただし、それはあたりはずれがないだけで、もう一度見たいって思えるほどのものではないと思います。そのもう一度見たいって感情にしてくれるのは、個人的には自分の予想や期待をいい意味で裏切ってくれるものだと思っています。「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」はそれに当てはまっています。最初はありえない設定と思っていたのですが、身近に感じるテーマで分かりやすいし、かつストーリーが抜群にいいので、最初の期待値を優に上回りました。
「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」のおもしろさ
一番の面白さはそのストーリーの良さとテンポ感です。
ありえそうなんだけどありえないことを上手く模写していて、見ていて飽きません。
特にこころの部分を中心に考えれないことはないけれど、「まあ、ないよな~」と「あるかもしれない」の境界線を突いてきて、妙にリアルな感じがしてたまりません。
全13話なのですが、まるで長編小説を何本か読んだかのような充足感に満ち溢れます。
思春期症候群ー というメインテーマからの派生していく物語の幅が、 一つの物語だけで一本の作品が作れるくらいに、濃密に作りこまれている 。
間延びがなくて一つの物語がベストなタイミングで終わるので、見やすいです。
ひとつの物語の終わり方がすごく良くて、これほどにストーリーが上手くまとまっていることがアンビリバボー。
アニメなのに辛辣?な問題提起が度々あり考えさせられる。
日本で生活している方々なら、ありふれた問題を、 ありえない尺度に置き換えて問題提起。
最後に
この記事はあくまで「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」は名前で避けるべきではないことを伝えたかったので書きました。うまく書くのがとても難しくて、読みづらかったかと思います。内容の面白さについては一切触れていないので、またの機会にそういった記事を書けたらなと思います。最後までお読みいただきありがとうございます。
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