今日は「11/1 じゅういちぶんのいち」という漫画を紹介していきたいといおもいます。
情報
作者
中村尚儁 なかむら たかよし
出版社
集英社
掲載
ジャンプスクエア
巻数
9巻 (完結済み)
あらすじ
中学時代
安藤ソラは自分の才能に限界を感じたことから、中学卒業と共にサッカーを辞め、高校は勉強に専念するつもりでいた。部の引退試合を控えていた彼の前に女子日本代表・若宮四季が突然現れる。彼女はソラにさまざまなアドバイスを残し、試合で躍動する彼の姿を見届け去っていく。引退試合からの帰宅後、四季の死と彼女の過去にまつわる衝撃の事実を知り、ソラはサッカーの再開を決意する。
高校時代
ソラは、進学先の進学校・修学院高校でサッカー部を設立し盛り上げようと奮闘。そして、そんなソラの姿勢が、周囲の人物にも影響を与えていく。校門でサッカー部への入部を呼びかけているソラの姿に心を動かされ、篠森仁菜がマネージャーとして、続いて越川凜哉がサッカー部に入部する。その後も様々な人物が集い、ゼロから始まった修学院サッカー部を県大会ベスト8というひとかどのチームまで成長させたソラは、横浜のスカウト2人に目をかけられ、卒業後のプロ入りが決まる。
プロ時代
横浜に入団したソラは着実に実績を重ね、日本代表にも選出、活躍を見せたことで海外からもオファーがかかるようになり、四季の夢を継ぐためにヨーロッパではなくアメリカのフィラデルフィア・ユナイテッドに移籍。選手として決して理想的とは言えない環境で、しかも負傷により1シーズンを棒に振ってしまうが、復帰後はクラブを栄光へと導く。その後、活躍に目をつけたロンドン・ランベスのオーナー、ジェイコブ・クレスウェルから打診を受けてランベスへ移籍。順調に評価を上げていくものの、2年目にクラブの強化方針を巡ってクレスウェルに楯突いたために完全に干されてしまうが、戦線離脱が相次いだクラブ事情が幸いしてチャンピオンズリーグ準決勝で久しぶりの出場機会を得た。その試合後に考えを改めたクレスウェルからドイツ・ブレーメンへの移籍を提案され、ブレーメンで念願のチャンピオンズリーグ決勝の舞台にも立ち、最終的に古巣の横浜に戻る。その頃にはアメリカ時代の古傷が悪化していたため、もっぱら交代要員としての出場となり、とあるシーズンの大一番の試合で奮闘を見せた後、引退を表明。引退試合には国内外を問わず多くの仲間たちが集った。
(wikipedia より)
ココがおすすめ!
主人公がたくさん!
主人公の安藤ソラに関わるいろいろな人物に焦点が当てられます。サッカー部のマネージャーや近所の小学生、所属クラブのオーナーなどプレイやーはもちろん、プレーしない人も含めて年齢、性別問わず主人公となります。ひとりひとりのストーリーがとても魅力的で惹き付けられます!
時間がなくても読みやすい!
全巻でひとつの物語になっていますが、各話が独立しているという側面もあるので、読み切りとしても楽しむことができます。なのでまとまった時間がなくても読めますし、一巻だけ試しに読んでみること言うことも可能です。
テーマがわかりやすい!
この本のテーマはずばり「人間一人では何もできない」です。1人では挫折してしまったソラですがこの信念をもとに偉大なサッカープレイヤーとなります。また筆者の中村さんの漫画家の志望動機は「一人で描けるから」だそうです。そんな考え方を持っていた彼だからこそ、それぞれの話の主人公の心情の変化などがリアルに描かれていて、とても伝わってきました。
まとめ
いかがでしたでしょうか!?じゅういちぶんのいちは名作だと思います。終わった後のすっきり感と心地よさがとてもあって一つ一つのストーリーにドラマがあって感動します。サッカーが好きな方はもちろん、とても親しみやすい作品なので万人に受けると思います。お読みいただきありがとうございました。
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