いまデスゲーム系統の漫画かなり多くなってきてるんです。そこで今回は、筆者が好きなデスゲームと言うよりも、「死」というテーマというより、「頭脳戦」、「非日常感」により焦点を当てた漫画を4つ紹介していきたいと思います。
目次
手に汗握る頭脳戦がたまらない!本当に面白いデスゲーム漫画をピックアップ4選
今際の国のアリス
基本情報
作者: 麻生 羽呂
出版社 : 小学館
連載誌 : 少年誌
巻数 : 18巻 (完結済み)
あらすじ
出来のいい弟と比べられ育ってきた主人公のアリス。なかなか人生うまくいかないな、、 と無機質な日々
それでもいつものように仲のいい友達のカルベ、チョータと3人集まり夜遊び。。
すると 突然ありえないほど大きな花火が打ちあがる。その影響で3人の意識は朦朧としいつしか気を失ってしまう。気づくと外はもぬけの殻に、、 自分たち以外誰もいない、、、
次第にいろいろな考えが頭に張り巡らされる彼らのもとに1人の女性が、、
名はシブキ。
アリス達は彼女と話しているうちに、【げぇむ】の存在を聞き忠告を受ける。「このままでは死ぬわよ」。と
しかし次の瞬間、突如「げぇむ」の開始が告げられる。
「げぇむ」とはいったい何なのか?
アリス達はどうなってしまうのかーー??
冒頭はこんな感じです。ここから「げぇむ」を通じて出会う人とともに成長していきます。時にはヒューマンドラマかのように感動を与え、時にはいろいろな思惑が交差して究極の頭脳戦となる、そんな作品です。
評価
面白さ | ★★★★☆ |
頭脳戦 | ★★★★★ |
ラスト | ★★★★★★★★ |
この漫画の秀逸なところはずばり読んでいて飽きないという点です。分かりにくいですが、短編がたくさんあるんだけど、章の終わりや物語の終わりがとても良いです。一つの物語として、完成されている感がとてもあります。またラストもスケールは壮大ですが、うまくまとまっていて読み心地がいいです! (筆者が思うデスゲーム漫画の弱点は、展開が少ない、単調になる。というところがあります。ゆえにデスゲーム漫画って単行本化されても数巻で終わってしまう漫画が多い気がします)
まとめ
今際の国のアリスの魅力は、数々の「げぇむ」で見られる頭脳戦がとても激しく、感情や思惑が渦巻き面白いところです。キャラ1人1人も個性的で「こんな考え方もあるんだ!」と、とても読んでいて楽しいです。ちょっと何かに行き詰まっている人、気分転換をしたい人、そんなあなたにおススメです!
トモダチゲーム
基本情報
作者 :原作 山口ミコト 作画 佐藤友生
出版社 :講談社
連載誌 :別冊少年マガジン
巻数 :12巻 (未完結)
あらすじ
主人公友一は友情を何より大切にする男子高校生。。
平穏な日常の中ある日事件が….
クラスで集めていた修学旅行の費用が何者かに奪われてしまった。。その疑いをかけられた親友の1人である志保はその日から学校を休み始めた。
その志保から学校にくるようにと手紙をもらった友一とその友達たち天智、誠、ゆとりは学校に、、
すると、突然次の瞬間彼らは気を失ってしまった。彼らが起きると謎の部屋にいて、謎のキャラマナブ君が現れた。
マナブ君が言うには借金2000万円返済のため、友一たちにはゲームに挑戦してもらうと、、
マナブ君がルールを説明した後、友一以外は即参加を決断します。
友一もマナブ君に言い負かされ泣く泣く参加を決断
そして友情?それともお金?とこの悪魔のゲームに彼らの友情がメッタメタに裂かれようとするのでした。
第1のゲーム こっくりさんゲーム開始 !!
評価
面白さ | ★★★★★ |
頭脳戦 | ★★★★★ |
過激度 | ★★★★★★★★ |
トモダチゲームのすごいところは展開が読めないところです。ある程度の数の漫画を読んでいると「次こう来るでしょ ( ´∀` )」 と展開が読める作品が多くありますが、トモダチゲームには何度も何度も裏切られました。それほど良く面白くするための策が練られていて、飽きません!またほとんど人が死なないのでデスゲームというのは一理あるかもしれませんがかなり過激です。
まとめ
トモダチゲームの主人公はかなり狂っています。そして天才です。彼が解いていくトモダチゲームの解が「あーなるほどな」と聞いてから妙に納得する感じで、面白いです。無難な王道漫画に飽きた方や、謎解きなんかが好きな方におススメの漫画です。
ダーウィンズゲーム
基本情報
作者 : FLIPFLOPs
出版社 : 秋田書店
連載誌 : 別冊少年チャンピオン
巻数 : 15巻 (未完結)
あらすじ
高校生であるカナメは、親友から「ダーウィンズゲーム」というアプリの招待を受け起動してしまう。
このゲームはプレイヤーそれぞれがシギルと呼ばれる様々な超能力が与えられ、他のプレイヤーと命懸けで戦うことを強制されるバトルゲームであった。
最悪「死」という子のアプリの残虐さを知ったカナメはプレーヤーの1人のシュカからゲームを抜け出す方法を聞くが、一度始めたら絶対抜け出すことはできないということを教えられる。
高いポテンシャルと一歩突き出たジキルを与えられたカナメは ゲームを進め、ゲームから抜け出す方法を模索していくのだあった。
評価
面白さ | ★★★★★ |
頭脳戦 | ★★★☆☆ |
作画 | ★★★★★★ |
ダーウィンズゲームは上で紹介した二つとは違ってより物質的な戦いという面が強いです。頭で考えたものをうまく使うことが重要視されていて頭、少し変わったジャンルの頭脳戦だと思います。そしてもちろん頭脳戦もいいのですが筆者が思う一番の魅力はズバリ絵がいいことです。漫画って何種類もあるので何を読むかってきっと見た目だったり評判だったりが割と重要ですよね。ダーウィンズゲームはその取っ掛かりの絵が抜群にいいです。
まとめ
ダーウィンズゲームは主人公が何かに目覚めます。その圧倒的主人公感が心地よくてさらに頭脳戦も見ることができる。一言でいえば王道バトル漫画×デスゲーム漫画ならではの頭脳戦って感じですかね! さらに絵がいいので漫画は絵から入るという方におススメです。
神さまの言うとおり 弐
基本情報
作者 : 原作 金城宗幸 作画 藤村緋二
出版社 : 講談社
連載誌 : 週刊少年マガジン
巻数 : 21巻 (完結済み)
あらすじ
青山仙一と明石靖人はかつてある部に所属していた小学校以来の親友同士。
大学進学を控えた冬のある朝、青山と明石は進学後もある部を続けるか否かで大喧嘩してしまう。
2人はかつて地方大会の決勝戦で勝利を逃したという苦い過去を抱えていた。
勇気を出して挑み敗北の原因となった青山、立ち向かうことに臆して勝負から逃げた明石。
その過去を克服させるかのように試練は降りかかる。青山にはもう一度勝利のチャンスを与えるかのように、明石には一度は逃れた試練に立ち向かわせるかのように。
青山は教室に閉じ込められ、クラスメイトと共に「だるま」の試練に挑む。 しかし生き残ったのは、だるまを止めた青山ただひとりだった。絶望に暮れる青山、だが試練は次々と襲い掛かる。
wikipedia より
評価
面白さ | ★★★★☆ |
頭脳戦 | ★★★★★ |
ラスト | ★★★☆☆ |
神さまの言うとおり弐は前作の続きです(内容的には続きというわけではないので、一部作を読んでいなくてもある程度理解できます。)筆者は映画で作品の存在を知り、弐から読み始めたのですが結構満足しました。中だるみがかなりあることやキャラが多すぎてわかりにくいなど、好みは分かれる作品だと感じますが、内容は面白く、世界観がオリジナリティーにあふれていると思います。
まとめ
神さまの言うとおり弐はデスゲーム漫画のなかでも圧倒的にデスゲームです。人が簡単に死にその姿はかなり無常です。悲観的なとらえ方をすればこうですが、一転して考えると「生」に向き合う漫画なのかもしれません。しかしかなり過激な描写があるのでホラー映画が好きな方や、突飛な考え方が好きな方におススメです。
最後に
いががったでしょうか?読みたい本が見つかりましたか??
もちろんデスゲーム漫画には過激だったり、人がすぐ亡くなったりマイナスの部分が強いかもしれませんが、だからこそあらためて命を大事にしようと思ったり、人は一人では生きていけないなどいろいろな発見があるかと思います。
是非敬遠せず一度読んでもらえると嬉しいです。
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