ドラマの存在を知らないみる君のような方・1話なんかもう忘れちゃったって方に向けて今回は書いていきたいと思います。
目次
【テセウスの船】1話のあらすじ(ネタバレあり)
31年前、父は殺人犯になった。
父親が殺人犯となったその家族一家は世間から罵声を浴び、光が当たることのない生活を送っていた。
事件当時は、母親のおなかの中にいた心(竹内涼真役)に関しても「父親」の存在を詳しくは知らなかったが、同様だった。
そんな心は妻の由紀(上野樹里)からの「心の父親を信じたい」っていう言葉を聞き、徐々に父親へ向き合う覚悟が出来ていった。
父親が犯したとされる現場へ向かった心は突如もやに囲まれ、平成元年=事件当時の音臼村にタイムスリップしてしまった。
そこで心が見たものは自分が見てきたものとは違う明るい家族の姿だった。
そして父親に関しても様々な事件を通じて、「殺人を犯すような人ではない」っていうことを認識し始めた。
【テセウスの船】1話の感想(ネタバレあり)
強烈なフレーズ「31年前、父は殺人犯になった。」から始まった「テセウスの船」
1話の感想としては「まだ何も分からないな」という感じです。
事前情報を入れずの視聴だったので、どういう展開に物語が進むのか全く分かりませんでした。
父親が殺人犯になった苦悩を中心に描いていくのか?
父親が殺人犯になった経緯、主に過去を取り下げていくのか?
はたまた、現在で父親が冤罪だった真実を解き明かしていくのか?
いろいろな展開がありそうでした。
しかしこの物語に関しては1話でスパッと進む道を提示してくれました。
【現在】1、父親は犯罪者でないことを信じたい
【過去】2、父親が犯罪者ではない証拠・根拠を、実際にタイムスリップして(させられて?)探す、犯罪を阻止する
【現在】3、実際に「父親が犯罪者の過去」が変わっているか確かめる
この2~3をループするような形で物語が進んでいきます。
こんなドラマだよと1話でスピーディーに提示してくれたので、視聴者視点では物語の流れ自体を理解しやすかったです。
また物語の流れが分かる状態なので、自然と内容に集中することが出来ました。
また大きな種明かし(犯人は誰なのか?)はとっておきとして残していますが、小さな謎はちょっとずつ解き明かされていくので退屈せずに見ることが出来ます(心さんの口笛の謎、鈴の頬の傷の謎など…)
兎にも角にも今後に期待と言った感じの1話でした!!
【テセウスの船】1話の見所(ネタバレあり)
パソコン?にタイプしているのは誰なのか?(いくつかピックアップ)
パラコートは予想外に時間がかかった。
やはり『本番』はあの薬でいこう。
計画通り、次はもっと大きい人間で試してみる
・パラコートは予想外に時間がかかった。
【謎1】心さんがパラコートを捨てるのは予想していたのか? 最初から三島千夏を狙っていたのか?その訳は?
➡ この記事を書いているのは6話が終わった後なのですが、この辺は良く分からない状態です。父親の文吾が千夏ちゃんを連れっていっていた理由もわからないまま…
・やはり『本番』はあの薬で行こう。
『本番』← おそらく3月12日の音臼小事件のこと
あの薬 ← おそらく青酸カリのこと
・計画通り、次はもっと大きい人間で試してみる
【謎2】大きい人間で試してみる。大きい人間とは誰なのか?この時点でもう過去が変わったのか?
➡ 心さんが過去にタイムスリップする前の過去では大きいに値する人が薬で殺された過去がありません。
メッキ工場の工場長 ← 雪崩で死亡
元宮城県議会議員 ← 火事で死亡 ⇦ あるとしたら薬で殺されてから放火?
しかし…
心さんがタイムスリップしたことで変わった過去が1つ。
長谷川翼が青酸中で亡くなったこと
これらのことから考えうる犯人のことは、、
犯人もタイムスリップしてきてる線
犯人が複数人、しかもどちらもパソコンを持っている
☞ 6話段階で一番犯人説濃厚なみきおは当時小学生…パソコン持ってる?
☞ 持ってないと仮定したら犯人は3人以上??たぶん翼が含まれていた
はい、なにやらごっちゃになってきましたね笑
後は皆さんの推理に任せるとして次のメッセージへ
あの薬は手配した。
『本番に向け、まずは準備だ。
念入りに、慎重に。』
誰にも邪魔はさせない
先ほどのメッセージよりは情報量が少ないですが、気になる点が2つ。
- 翼は何らかの形で事件に関わっている(あの薬=青酸カリを手配できるのは彼のみ)⇦ 変わったミライで木村さつき・佐々木紀子がなくなったため(6話時点)
- 誰にも邪魔させないということは心が未来の人間だと感じづいているのか?
家族のあたたかさ
「テセウスの船」の魅力は事件の他にもたくさんあるんです。
特に良いのが佐野一家。
事件前の家族の姿と事件後の家族の姿を見ると凄い悲しくなります。特に榮倉奈々の変貌ぶりには注目です。
事件前の親子・夫婦の関係が素敵すぎて、この家族があんな風にと思うとじ~んと来るものがあります。
また佐野一家の子役たちの演技、白鳥玉季・番家天嵩の演技も凄い自然で本当の家族のように見えてきます。
また心さんと文吾の口笛の話もたまりません。。
演技力も含めて本当に見ごたえがある家族で見ていてとても楽しいです。
【テセウスの船】1話の視聴率
1話の視聴率は11.1%でした。
視聴率も低くないですし、なによりTwitterの騒ぎが凄いのでとても注目されている作品だと思います!