今回は映画「スマホを落としただけなのに」のあらすじや感想を書いていきたいと思います。
あらすじを記事の下の方に書いてあります。興味があるけど、ネタバレはイヤ!という方は、そこまで読み飛ばしてください。
「スマホを落としただけなのに」の主観評価
★★★★☆☆☆☆☆☆
個人的には可もなく不可もなくという感じでした。「スマホを落としただけなのに」という題名に惹かれて観賞しましたが、予想していたよりもマイルドな仕上がりでした。サスペンスホラーが得意な監督の作品なんですが、ホラーっぽさもあまり感じられませんでした。ただ取り扱った題材に関しては共感しうるものがあると思います。
- ノンフィクションな映画が好きな方
- 観る映画を選ぶ時、題名も選択する要素に入る方
- サイコパスな演技に見とれてしまう方
- スマホ依存症の方
におすすめの作品です。。
「スマホを落としただけなのに」の良いところ
ここからは筆者が「スマホを落としただけなのに」を見て、良い!ってなったところを紹介していきます。
1. 何といってもその題材
ホラー要素のある映画を見るうえで「共感」を得ることって、個人的にとても重要なことなんじゃないかなと思っています。これ現実にも起こるんじゃないか!というリアリティがより私たちのこころをハラハラさせるのです笑
その共感に関して、この「スマホを落としただけなのに」の内容はとてもGOODです。今の時代、スマホがないだけで、取得できる情報量が格段に減る。特に日本で住んでいると、それを感じる機会は非常に多いです。実際に、映画の中でも、
- 大事なプレゼンにタクシーで向かっている途中に渋滞にはまる
- 違う移動手段で向かうことにしたが、タクシーにスマホを忘れる
このようなシーンがありました。なんとかプレゼンには間に合うことが出来たのですが、「スマホがないと連絡先が分からない」「スマホがないと相手先の会社がどこかわからない」可能性だってあったはず… 日常生活における私たちのスマホへの依存度が垣間見えました。
また作中の言葉で、
というのがあり、まさにその通りだなとひとりで何度も頷いてました。スマホの価値について考えさせられる良い機会を与えてくれました。
言いたいことをまとめると、この作品はとてもリアリティが感じられた非常に見やすい映画だと思います。複雑な展開があまりなく、内容も身近で分かりやすいので、何かしながら見るのにちょうどいい映画です。
2. サウンドが良い
個人的にとても好きな感じのサウンドでした。ホラーらしくないフランクな音がながれる序盤。
犯人の狂った感じ、異質さを感じさせる、暗い部屋でのポップな音楽。
など、場面場面にあったサウンドだったと思います。
また、主題歌が抜群!
是非聞いてみて下さいね!
3. 成田凌の演技
成田凌の怪演が素晴らしかった。しぐさや声は憑依したレベルでサイコパス感が出ていて、彼のおかげでホラー映画ということを思い出せました。
「スマホを落としただけなのに」のあらすじ
今の時代において、日常生活で必要不可欠であるスマホ。家族や友人、更には会社とのコンタクトはもちろん、地図や支払い手段、時計、ミュージックプレイヤーなどスマホは実に多様的で便利な道具になってきた。しかしその一方で、そんな身近にあるスマホだからこそ、情報セキュリティへの意識は高くないのかも。。映画「スマホを落としただけなのに」はその名の通り、スマホを落とすという行為がどれだけ危険なことであるかについて訴えた作品。
「スマホを落としただけなのに」のキャスト
・稲葉麻美 北川景子
本作の主人公で、触れられたくない過去を持つ。
・富田誠 田中圭
麻美の恋人で、おっちょこちょいな好青年。
・杉本加奈子 高橋メアリージュン
麻美の相談相手。職場の同僚で友人
・大柳守 バカリズム
富田の同僚
・浦野善治 成田凌
麻美の知り合いの部下でITの知識が豊富。
・武井雄哉 要潤
麻美の大学時代の先輩。女遊びが激しい。
・加賀谷学 千葉雄大
IT知識をもつ刑事さん。
まとめ
全ての映画を真剣に見たいという方にはお勧めできませんが、個人的には「スマホを落としただけなのに」を観て良かったです。何よりスマホの危険性について再認識できましたし、スマホの扱い方について、映画から問題提起をしていて、凄いおもしろい内容であると思います。ぜひご覧ください!
最後までお読みいただきありがとうございました!
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