こんばんは。 今回はジェシカ・チャステイン主演の映画「女神の見えざる手」の感想とレビューを綴っていきたいと思います。
以前、彼女主演の映画「モリーズ・ゲーム」を見て、かなり個人的にハマったので、違う作品も見てみようと手に取った一本でございます
では早速本題へ移っていきたいと思います。
感想
ストーリー
舞台はアメリカ。テーマはアメリカでよく是非が問われる「銃規制法案」について。
こんなに簡単に銃を買えてしまっていいのか派(本作では銃規制法案に賛成でスローン派)と憲法に従い銃を持つことは国民の権利だ派(本作では銃規制法案に反対派)が戦う。その中でも1人の天才ロビイストのスローンに焦点を当てています。
勝ちにこだわる彼女が知略を駆使し、ゴール=銃規制法案可決に向けて、力を尽くします。
キャスト
・エリザベス・スローン - ジェシカ・チャステイン
天才ロビイストの役。
やはり彼女の演技はとても良かった。今作のテーマの「銃規制法案」で最終的に賛成票を勝ち取りさえすればいい。というゴールに向かってあらゆる捨てる選択をする。なぜその捨てる選択をとれるかは理解できなかったけれど、他人には決して弱さを見せない強さ、一匹狼さ、何よりも目的に向かって突き進む強さを演じさせたら彼女の右に出るものはいないと感じた。
・ロドルフォ・シュミット - マーク・ストロング
スローンを引き抜いた小さなロビー会社のCEO。
強烈な主演に引っ張られることなく存在感があった。銃規制法案を!というゴールは同じだけどスローンとは考え方がかなり異なり、ちょこちょこもめる少し難しい役柄と感じた。行き過ぎたスローンの行動に時には注意するとてもいい上司役だったと思う。
・エズメ・マヌチャリアン - ググ・バサ=ロー
シュミットの会社の従業員で銃に対して苦い過去を持つ。
今回最も印象的だった1人。スローンに信頼を寄せつつも、ある出来事で急につき離れる。言葉に出したときももちろんなのですが、セリフなしの時の表情もとてもリアルでエズメ本人だと実際に感じるほど、その演技に引き付けられました。
脚本
個人的にはとても良かった。
始まりはいきなり上院の聴聞会。。
「モリーズ・ゲーム」と同じような始まりでした。 初めからこの人「何かやらかしました」っていう 笑
そしてその「何かやらかした」っていう過去について掘り下げられていきます。
そして中盤にかけてスローンは無敵ですよ。 天才ですよ。 って場面が繰り広げられ、だんだん1人の時にもろい部分が見えてきたりもする。
そしてあるターニングポイントでスローンの勝利に暗雲。周囲のスローンに対する目も曇り始める。
しかし結末は、、、
(結末は伏せておきます。)
推理物が好きな方やいろいろ考えちゃう人にお勧め。スピーディーな展開で、これはそういうことだったのか!なんてことがたびたび分かります。
まとめ
洋画「女神の見えざる手」について書いてきましたがいかがでしたでしょうか!?ジェシカ・チャステイン演じるエリザベス・スローンはまさに適役で「モリーズ・ゲーム」同様、その演技はピカイチでした。スピーディーな展開で飽きることなく、一気に最後まで見れると思います。個人的にとても満足のいく一本だったので、是非一度見てみてください。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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